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名も無き者の戯れ言 投稿

自転車紹介 序章②

ある時、六甲の山を登りに行って、延々と続く結構な勾配の坂道を呼吸も荒くペダルを回していたら、前に自転車のシルエットが見えるではないか。こういうのは仲間のような親しみと、ライバルみたいな対抗心の両方が首をもたげて、思わず知らず刺激を受けるものだが、すれ違いざま見てみたら、中学生くらいの三人組が自転車を降りてしまい、それでも押し歩きで山頂を目指している。それはママチャリか、それ風の軽快車だったか、いずれその類であった。えっ、この峠を登らんとするなら、いわゆる“ロードバイク”でなきゃ、いくらなんでも無理だろう、と思ったのだが、その心意気や良し!ってなもんで、明らかに馬鹿っぽいけれど、こういうのは将来有望であるのかな。

淀川から見上げた六甲。端から端まで走ることができるのである。
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自転車紹介 序章①

自転車を三台ばかり持っていて、しかもロードという同じ土俵のものばかり、それぞれフレームの材質はアルミ、カーボン、クロモリとなる。門外漢から見たら、何故そんなに必要なの、馬鹿じゃないの、となろうが、こちらとしても別に一遍に揃えたわけでなく、時系列的に見れば、然るべき理由があって今日に至るのだ。

壱号機 CANNONDALE CAAD10
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暗峠③

~追記~

これがフロント34T×リア27Tの、ギヤ比で言うなら約1,26となる。

二週間ばかり後、約束?どおり、本当に登れるだけの実力が身に付いているのか、まだまだ半信半疑だったから、再びチャレンジャーとして件の峠に向かった。

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暗峠②

実のところ、この峠って、意外と誰でも登れるんじゃないかしら。

昔の旅人は、ここで安全祈願したのだろう。

当然ながら、真面目にやっていない者や、山はどうもと敬遠している者などは、はなから論外だが、ロードバイクに乗っており、日本は山国だから否が応でも山にぶち当たるさ、とうそぶきつつ、何故か山に引き寄せられるな、と自分でも理由はわからないが気付くと山ばかりに向かっている、その論理的帰結として、山へと定期的に行っておかないと山仕様の肉体が後退してしまう、と内心恐れを抱き、もはや泥沼状態なのだ。

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暗峠①

このあいだ、暗峠に行ってきたよ。

山の上は雪である。

麓から俯瞰するなら、山の谷状地形を利用した、弱点を突いたルートであるとわかる。それは徒歩の時代に開かれたルートなので、直線的つまり最短距離で峠を目指す。それゆえ、現代の乗り物には、ちょっと厳しいものがあるかもしれない。昔から使われてきたというのも納得する、とても雰囲気のある峠ではあり、是非とも、足をつかずに、登っておきたいものだ。

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